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14歳・細田がV!女子100メートルバタフライに新星…競泳
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◆競泳 ジャパン・オープン最終日(6日・東京辰巳国際水泳場) 女子100メートルバタフライ決勝で、中学3年の細田梨乃(14)=コナミ中央林間、横浜市立みたけ台中=が、日本歴代2位タイムとなる58秒45の中学新で初優勝した。折り返しのラスト20メートルで、日本記録保持者の加藤ゆか(24)=東京SC=に追いつく大逆転V。中学記録を約14年ぶりに0秒38更新した“競泳界AKB世代”の新星は、2年後の12年ロンドン五輪を目指す。
すさまじい追い上げだ。細田は息継ぎで顔を上げるたびにトップの加藤との差をグイグイ縮め、最後の20メートルでついに逆転。加藤との前半の0秒69差をひっくり返した。「緊張してすごく怖かった」。極度の緊張から解放されると、大粒の涙をポロポロとこぼした。
前回の中学記録は細田が生後10か月だった96年5月に生まれたもので、14年ぶりに0秒38更新。昨年の自己ベストを0秒55上回り、しかも非高速水着で日本歴代2位のタイムを叩きだした。0秒56に迫った加藤の日本記録(57秒89)は08年に高速水着で出された記録だ。上野競泳委員長も「2年後のロンドンに期待できるいいきっかけをつかんだ」と評価した。
バタフライは小1から始めた。学童記録を塗り替えてきた逸材の武器は、リーチの長さだ。身長161センチに対し、両腕を伸ばすと170センチもある。畑井コーチも「大きな泳ぎができて、後半の追い上げが強い」という。
目標は「出られたらうれしい」という来年の世界選手権、そして12年ロンドン五輪。女子バタフライの新星は、サナギから光り輝くチョウになる。